高松空港利用者がコロナ前の水準に戻ってきました!

高松空港が、四国の玄関口としての活気を取り戻しつつあります。
高松空港の利用者は、新型コロナウイルスの感染拡大以降大きく落ち込んでいましたが、昨年5月に新型コロナの感染症法上の指定が5類に移行された中で、2023年度の空港利用者数は181万人まで回復しました。これは、感染拡大が本格化する直前の2019年度の約9割に当たります。

高松空港の利用者は、国内・海外ともに堅調に増加していますが、国際線の利用者(いわゆるインバウンドの利用者)の増加が顕著で、2022年度から6.5倍増の約13万人となりました。特に多いのが台湾、韓国、香港からの旅行客で、最近のデータでは、それぞれ約30%、25%、8%となっていました。
インバウンドの増加は、香川・四国の経済の活性化や地域の賑わいの創出において果たす役割は大きいため、このような流れが加速し、地域の活性化につながっていくことを期待しています。

香川には、旅行者に楽しんでいただける豊かな自然と文化がたくさんあります。来年度には大阪・関西万博の開催も予定され、国内外からの渡航者がより一層増加するものと予想されますが、このような流れが一過性のものとならないよう、益々香川の魅力を発信していければと思っています。