東日本大震災から10年目を迎え

本日、未曾有の被害をもたらした「東日本大震災」の発生から、早くも10年が経過しました。お亡くなりになられた方々に対し、心より哀悼の意を表しますとともに、ご家族を失われた方、今なお苦しまれている方々にお見舞い申し上げます。

私が政治家を志すきっかけとなったのは、この震災でした。私は震災前に岩手県警に赴任していたこともあり、お世話になった東北の方々に恩返ししたいとの思いで内閣府被災者生活支援チームの一員となりました。そして被災地のお手伝いをする中で、遅々として進まない復旧を目の当たりにしたことで「政治の大切さ」を知り、政治を志すことにしたのです。

今、日本各地で異常気象による自然災害が多発しています。私の地元である香川県も南海トラフ地震の発生確率が30年以内に70~80%と言われています。国民の生命財産を守り、豊かな国土を後世に伝えていくためには、平時からの備えが不可欠です。東日本大震災から10年の節目を迎えるに当たり、初心に返り、日本の防災のために更に尽力して参ることをお誓い申し上げます。