鳥インフルエンザ対策の陳情を実施

朝夕の寒さが身にしみる季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
臨時国会においては、菅新体制のもと本格的な論戦がスタートしております。私も引き続き、新型コロナ感染症対策と経済の回復の両立を最優先事項として取り組んで参る所存です。

さて皆様報道を通じて御存知の通り、香川県三豊市、東かがわ市において鳥インフルエンザが発生しました。
これを終息させ、生産者の生活と消費者の安心を確保することが急務です。
私も与党の一員として、地元選出の国会議員の方々と共に野上浩太郎農林水産大臣に対して陳情を行いましたので、ご報告させていただきます。
本件につきましては、今後も引き続き迅速に対応を行って参ります。

 

《陳情の内容》
1)高病原性鳥インフルエンザの発生農家及び移動・搬出制限を受けた農家に対して、サプライチェーン再構築も含め万全の経営支援措置を講じること。特に融資措置については新型コロナウイルスによる影響も踏まえて柔軟に対応するとともに、養鶏農家に対して経営支援対策に関する情報を速やかに周知すること。

2)経営に影響が大きい移動・搬出制限が早期に解除されるよう、防疫措置を短期間で完了できる体制を整備するとともに、積極的疫学調査等によりこれ以上感染が拡大しないよう、万全を期すこと。また、現状把握の徹底と運用の精緻化につとめ、安全と認めうるものは制限の柔軟な運用を図ること。

3)関係府省庁と連携して、生産者、消費者、流通業者等に対して、正確な情報を迅速に伝え、風評被害の防止に務めること。

4)副大臣及び専門家等の派遣により、香川県と緊密な連携を図り、国として全面的な財政支援及び技術的支援を行うこと。

5)早期の感染経路の解明と予防対策を確立すること。養鶏農家等に対して、本病の発生予防のための指導を行うとともに、消毒資材の購入や鶏舎の改良などの予防資材等に対して助成すること。またそれらの円滑な調達のための策を講じること。

6)全国の都道府県に対し、本病の早期発見及び早期通報を徹底すること。

7)一時停止している家きん肉及び卵の輸出について、相手国との協議を通じて早期の輸出再開を目指すこと。

 

以上